クリニック概要

プライマリケア＝身近にあって、何でも相談にのってくれる
総合的な医療を目指します。

はじめまして、院長の田中寿典です。
当院は大正2年（1913年）に初代種義が西海町黒口郷（旧西彼杵郡）で開業、戦時中に一時中断を余儀なくされましたが戦後に2代目修が再開、その後3代目純智男が継承し私で4代目になります。

私は西海町で育ち、中学からは長崎市、高校卒業後は熊本で1年浪人し、大学は埼玉に行きました。大学時代はサッカー部に所属し、医学部の体育大会ではアルペンスキー競技にも出場しました。
スポーツ医学に興味があり卒業後は整形外科に入局、大学病院で整形外科全般を学び、その後は関節外科医として修練、長崎労災病院では外傷やリハビリテーション治療に携わりました。平成22年からは嘱託医として増田整形外科（佐世保市）に勤務しながら田中医院（西海市）での診療日を増やしました。

その頃より、これまで学んできたことだけでは真の意味で地域医療に貢献できないのではないだろうか、西洋医学で上手くいかない方に何か良い治療法がないだろうかと感じ始めました。その後は父と共に内科診療にも携わりながら、プライマリケア（身近にあって、何でも相談にのってくれる総合的な医療）と漢方治療を学び今に至ります。

田中医院は老朽化し今後の存続をどうしようかと頭を悩ませていたところ、西海市から地域医療の安定化を目的としたご支援を頂けることとなり、令和3年11月より医療法人 田中医院「こむかえクリニック」と名称変更し新築移転しました。

地域医療全体の底上げ、安定化には、地域住民の皆様や近隣の医療機関、先生方、公共機関の皆様方と協力体制を継続しながら築き上げていくことが肝要と思います。
これからも自身の技量を高めるべく研鑽を続けていく所存です。これまで田中医院が地域に育てて頂いたように、これからは新生「こむかえクリニック」で私自身も地域と共に成長し、少しでも地域社会に貢献していきたいと思っております。どうぞよろしくお願い致します。